大会ルールおよび注意事項
トレイルランニングの心得
★コースの設営やルート案内はしますが、シティマラソンのようにすべてのポイントにスタッフが立っているわけではありません。コースを示すテープや表示板をよく確認して走る場所を選択してください。
★山岳エリアでは簡単に救助活動ができないため、緊急性や危険性がない場合は自力で下山していただきます。
★リタイアはエイド以外では基本的に受付できません。エイドでリタイアする場合も自力で下山できる場合は自力で下山いただく場合があります。
★必携装備品を持っていないと失格になる場合もありますので、事前に念入りに準備して下さい。「大会ルールおよび注意事項」をよく読んで、必要な装備など再度確認して下さい。
大会ルール
- 定められたコースを個人の力で完走した所要時間の少ない選手から順位を決定するタイムレース方式となります。
- スタート時刻に間に合わなかった者はレースに参加することが出来ません。
- 関門時間を超えてしまった参加者、競技続行不可能と判断された参加者は競技を終了し、スタッフの指示に従って下さい。
- ゼッケン(ナンバーカード)は前面または背面の見やすい位置に、折り曲げる等の加工はぜず正しい向きで装着して下さい。
- 主催者から携行装備の指定があった場合は必ず装備をしてレースに挑んで下さい。
- ストック等を使用する場合はゴムキャップを付けて下さい。
- レース中は大会役員および誘導スタッフの指示に必ず従って下さい。
- 失格事項および注意事項を十分理解の上、レースに挑んで下さい。
必携装備
- 熊鈴
- レインウエア(防寒具を兼ねる)
- 水
- マイカップ
- 保険証(コピー不可) ※不携行の場合は実費支払いとなります。
- エントリー時に登録した番号のスマートフォンまたは携帯電話
以上を必ず装備して下さい。
また、コースは足場の悪いトレイルや滑りやすい個所もありますので、肌の露出の少ないウエアや手袋、帽子などの着用をお勧めします。
※レインウェアについて
レインウェアは必ず縫い目がシームテープで防水加工されていているもの。ウインドブレーカー、ビニールカッパ、ごみ袋等での代用は不可です。
雨が降っていなくても防寒具としての使用もあります。また、疲労時や濡れからくる急速な低体温症防止のために十分な装備をしてください。
※被扶養者以外で保険証を持っていない方はあらかじめ大会事務局にお申し出下さい。
失格事項
- ゴミを投棄したり、指定コース外に立入る等、マナー違反の行為があった者。
- 大会ルールに違反し、大会役員及びコース誘導員の指示に従わなかった者。
- 年齢・性別、申込者本人以外が参加する等条件を偽って参加した者。
- 不正行為を行った者。
- 受付、スタート時間に間に合わなかった者。
- 他の参加者、応援者、スタッフなど他者から競技上で不正に有利になる補助行為並びに助力行為を受けた者。
- 必携装備を持っていなかった者。
- ゼッケン(ナンバーカード)を正しく着用しなかった者。
- イヤホン等で耳を塞ぎ周囲の音が聞こえない者(補聴器具は除く)。
注意事項
1)自然保護に関すること
- コース以外への立入りは絶対しないよう注意して下さい。先行者を追い越す時も、登山者とすれ違う時も必ずコース上を通行して下さい。
- ゴミは絶対に捨てないように各自で持ち帰るようにして下さい。落とし物にも注意をし、他者のゴミが落ちていた場合は拾うよう心掛けて下さい。
- コース上および周辺エリアの動植物の採取や損傷を与える行為は一切禁止します。
- コース内でのストック等の使用は制限していませんが、ゴムキャップを付けて使用して下さい。なお、コースコンディションの悪化等によりストックの使用に適さないと判断した時は禁止する場合もあります。また使用の際は周囲の人に注意をして下さい。
- トイレは各エイドステーション(または携帯トイレ)を利用して下さい。
- 使用するシューズ(トレイルランニングシューズ、ランニングシューズ、トレッキングブーツほか靴底を有するもの)はよく洗い、特に靴底(ソール)の泥、土、砂をよく落とし、外部環境の植物種子の付着のないようにしてください。大会エリアの植物生態を保護する観点で外来種や病原菌等の持ち込みリスクを減らすことを心がけてください。
2)登山(利用)者および関係者への配慮
- コースとして使用するルートは近隣住民の生活道路であったり一般のハイカー、観光客の利用もあります。不快な思いや危険な思いをさせないよう道は譲り合い、追い越しや行き違う時は積極的に声をかけて狭い場所では無理な追い抜きをせずスピードを落とし歩くよう心掛けて下さい。
- レースを支えてくれる地元関係者やボランティアの方への感謝の気持ちを忘れないで下さい。
3)安全管理に関すること
- 体調が思わしくない、トレーニングが不十分など完走できる自信がない場合、出走を辞退して下さい。
- コース上で倒れていたり、うずくまっていたり身動きできない選手と遭遇した場合は必ず声をかけて体調、症状を確認して下さい。救護が必要な場合は人命を優先し、最寄りのコース係員もしくは大会本部へ連絡して下さい。大会本部の電話番号はゼッケンに明記してあります。
- 競技が安全に行われるために、大会本部では可能な限りのコース整備と、救助及び医療援助体制を準備しています。選手はトレイルランという自然の中で行われる競技に危険が伴うことを充分に認識し、ケガ、病気、事故などに対して、自己の責任において大会に出場して下さい。
- 高地のコース上では突風、雨、雷、ガスの発生など気象状況の変化で天候が急変し、低体温症になることが予想されます。事前の準備も入念に行って下さい。
- 途中何らかの理由でコースを外れた場合は、その同じ地点から再びコースに復帰すること。また、ソロの部参加者はスイーパーの位置より後方に戻ることは安全管理のため禁止とします。スイーパーより大幅に遅れてコースに戻る場合はそこでリタイヤとなります。すみやかにスイーパーまたはスタッフに計測チップを渡して自力で会場までお戻り下さい。
- 簡易な応急処置は原則行いませんので、各自のファーストエイドキットにて対応して下さい。万が一に備え大会会場及び各エイドステーションにはAEDの配備と看護士またはトレーナーが待機しており、常に大会本部と連絡体制を取っています。
- 環境や状況により、援助が到着するまでに時間が長くかかる場合があります。
- 救護担当者には、安全のため選手がこれ以上競技続行が不可能と判断した場合には中止させる権限があります。
- 救護または救助が必要がと判断された場合は、救助隊を呼ぶことがあります。この場合、かかった費用は救護された参加者の負担となります。山岳保険への加入を推奨します。
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大会主催者は参加者の事故やケガなどに備えて傷害保険に加入しています。補償の範囲は以下の通りです。
死亡・後遺障害:300万円 / 入院(日額):3,000円 / 通院(日額):2,000円
4)リタイア(棄権)について
- レースをリタイアする場合、コース内での大会車両による搬送は原則行いません。自力で会場またはエイドステーションまで戻ることを想定してレースに臨んでください。
- ただし重篤な場合はその限りではありません。
- 大会車両による搬送の手配に時間がかかることがあります。
- リタイア以後はレースに復帰することはできません。
5)エイドについて
- エイドステーションでの水分補給にマイカップをご用意下さい。(エイドに紙コップの用意はありません。)
- 各エイドにはAEDを備え、救護スタッフが待機しサポートしますが、簡易な応急処置は各自持参のファーストエイドキットにて対応して下さい。
6)コース誘導について
- コース上には誘導看板や誘導テープ(幅10cm程度のFieldsのロゴ入りのテープ)を分岐点や分かりにくい箇所、危険箇所など各ポイントに設置してあります。コースは必ず自分自身で確認し、コースが分からなくなった時などは、むやみに先に進んだりぜず、冷静に来た道を戻り、あらためて看板やテープを確認して正しい道を進むようにして下さい。重要箇所には誘導スタッフを配置していますので、その場合は指示に従うようにして下さい。
7)計測について
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計測チップはゴール後およびリタイア後に必ずご返却下さい(ソロの部)。また、リレーの部に参加される方は計測チップがついたタスキを使用します。当日未出走の場合も同様に受付にてご返却下さい。
大会終了後に計測チップの確認が出来ませんと、捜索することになりますので必ず返却をして下さい。もし、持ち帰られてしまった場合は至急大会本部に連絡をして下さい。また、紛失・破損されますと実費を請求することになります。
大会中止基準
下記の事由により大会の開催、継続が困難であると判断した場合は、主催者は大会の中止または大会途中の中断をします。
・気象警報発令時
・災害時(地震観測情報、地震注意情報、地震予知情報)等の警戒宣言発令時
・降雨、濃霧、崖崩れ、落石など参加者および大会役員の安全を確保できないと判断された場合
・雨などにより大会を開催する事によってトレイルに深刻なダメージを与える可能性がある場合
地震、風水害、降雪、事件、事故、疫病などの天災、人災発生時の開催縮小、中止などの通知方法ついてはその都度主催者が判断し決定します。